以上の事より、3月時点では03年度の当社販売規模の市場環境は、下記(参考)の
ように02年度の日本のスポンジ出荷は少なくとも02年度プラスアルファになるも
のと見ておりました。
しかしながら4月から大騒ぎとなっているSARS騒動や強まるテロ再発懸念の影響
は大きく、いずれも決着時期が不透明である事より、経営的には現時点では本表の通
りの前提にせざるを得ないと考えています。
(参 考:当初の03年度の見方)
<国内向けスポンジ>
- イラク戦争の比較的早期決着による中断工事の復活
- 昨年から続く日本プラントメーカーの好調な受注もあり、
少なくとも02/上期レベルには戻る
<輸出スポンジチタン>
- 民間機向けスポンジ輸出は、02/上期を底に逐次拡大し、
03/下期くらいから本格回復への軌道を歩む
- 逐次拡大している軍需用では、
戦争後の軍用機のエンジンや脚部等の整備が一斉になされることによる
リペア用のスポット需要が加わる。
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