大阪チタニウムテクノロジーズ

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技術系クロス座談会

「OTCのエンジニアに求められることは?」
「専門的なスキルを学ぶことは可能?」
エンジニアを目指す方は希望に胸を膨らませると
同時に疑問や不安も感じていることでしょう。
そこでベテランから若手まで先輩社員が集まり
クロストークを実施。OTCの人材育成や
働く環境について現場の声を紹介します。

MEMBER

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    チタン製造部 チタン製造技術グループ 主任 2009年入社
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    技術部 新規事業創出グループ 主任 2008年入社
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    技術部 部長 1995年入社
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    チタン製造部 チタン製造技術グループ 2014年入社
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    技術部 新規事業創出グループ 2012年入社
組織図組織図
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一人ひとりが
    重要な役割を担う。

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─ それぞれの主な仕事内容は?

技術部の部長と新規事業創出グループのグループ長を兼任しており、全社、特にチタン製造に関する開発管理と、シリコン系電池材料の技術管理を行っています。また、それらに関する試験分析も担当しています。

私はチタン製造技術グループの主任として、チタン製造の下工程にあたる破砕・整粒と高純度チタンの製造工程全般の技術開発・品質管理も担当しています。主任になってからは、プレイヤーとして関わりつつ、マネジメント業務を併行しています。

私の役割は、破砕・整粒工程における製造コスト改善や生産性向上など、製造工程の改善です。課題と目標を明確にして、ラボレベルのテストや実際の機械を使ったテストを行い、その結果を解析して実用化を目指します。

新規事業創出グループの主任を担当しており、シリコン系電池材料の開発を行っています。主な役割は、グループ長でもある中村部長やグループ員と連携しながら開発の方向性を設定し、計画通りに開発が進むようにマネジメントすることです。

そのグループ員として、開発中の電池材料の性能評価を担当しています。単に評価をするだけでなく、その要因なども解析して製造チームにフィードバックをし、性能向上につなげています。

OTC創業以来のメイン事業であるチタン製造と、これからの成長が期待される電池材料の開発メンバーが顔を合わせたわけだね。グループは違うけれどエンジニアとして共通することは多いので、その辺りを話せればと思います。

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将来を見据えて
  基礎をしっかり学ぶ。

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─ 人材育成について

エンジニアは専門的な知識と技術が必要なので、社員教育には力を入れています。新入社員教育はOJTを3年間行い、年齢の近い先輩社員がマンツーマンで指導とサポートをします。単に目の前の業務について教えるのではなく、期間ごとに目標を設定して、プランに沿って成長していけるように教育していることが特長です。

指導員だけでなく、より経験のある上司がバックアップしているので、指導員によって成長の差があまり出ない体制になっています。

学生時代に勉強したことは仕事をするうえでの基礎にはなりますが、直接リンクすることはほとんどないので、現場でどれだけ学べるかが重要です。自分の経験を振り返ると、一通りの仕事を覚えるのに3年くらいかかりました。

会社全体で教育制度が整っているので、新入社員は安心して仕事に取り組めます。また、私は入社した時、ビジネスマナーや仕事の進め方もよく分かっていなくて、最初の集合研修でビジネスパーソンとしての基本を学べたことも役立ちました。

指導する側の意見としては、経験に応じた指導をすることを重視しています。永野君が言ったように、最初は“報連相”の徹底など仕事をするうえでの基本からはじめ、少しずつ任せる内容を広げていくようにしています。そして、だんだん自分の意見が出てくるようになったら、まずは相手の意見を聞いて、論理的に取り組めるようにサポートしています。

若手の意見も聞いてもらえる関係が根づいていることは、OTCの特色ですね。指導員だけでなく、まわりの先輩方も親身になってアドバイスしてくださるので心強いです。

先輩や上司からも「分からないことはないか?」と、声をかけてもらえるんですよね。そうすると、気にかけてもらっているんだという安心感を持てるんです。

私は、自分が新人だった頃に感じた疑問や、こんな知識がほしいと思ったことを思い出しながら指導をするように心がけています。例えば、大学での研究と会社での研究は目的も取り組み方もまったく異なり、そのギャップに戸惑ったことがありました。こうしたことを最初に理解することで、その後の吸収力が大きく変わってくるんです。また、こちらが一方的に教えても身につかないので、自分で考えるプロセスを重視して、論理的なアプローチを組み立てられるようにしています。

その辺りは久野さんに鍛えていただきました(笑)。おかげでエンジニアとして成長できたので、私も後輩を指導することになれば久野さんを見習いたいと思っています。

当社は、さまざまな研修や学会への参加、大学・企業との交流も積極的に行っています。どんなに優れた技術力を持っていても、外でどんな研究・開発が行われているのかを知ることは、レベルアップだけでなくモチベーションアップにおいても大切です。

入社して間もない頃、工場実習を行いました。実際に製造現場を体験したことで、改善策を考える際には製造現場のことを意識するようになりました。

社員のためになることであれば、基本的に受け入れていただけますよね。私はシリコン系電池の開発をはじめた時、専門的な知識がなかったので、勉強会を開いてグループ員同士で学び合いました。そのおかげで、材料合成に関する知識が飛躍的に向上しました。

私は経営的な視点を身につけたいと思い、社外のビジネススクールを受講しました。そして、開発においても数字を意識することの重要性を改めて認識することができました。こうしたスキルアップ支援は、かなり手厚いと思います。

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新たなチャレンジが
  成長の原動力。

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─ OTCで働く魅力は?

若手も重要な仕事を任せてもらえることです。キャリアに関係なく自分の意見を発信でき、有効であれば取り入れてもらえるので、「もっと良い提案をしよう」という気持ちになります。

当社は各部門の役員が出席する報告会が毎月開かれるなど、役員と社員の距離が近いことも特色のひとつです。そういえば、末永君は少し前に社長が出席した報告会で発表したよね。

はい、自分でもびっくりするくらい落ち着いて発表できました。

それはすごい。私は手の震えが止まらなかったのに(笑)。距離が近いといっても、社長に発表するとなるとやはり緊張します。でも、そういう機会があることは嬉しいですね。

報告会では要点を分かりやすく伝えるプレゼン能力が求められます。学生の方は、エンジニアは自分の仕事を淡々と進めるイメージがあるかもしれませんが、実際はコミュニケーションがすごく重要です。社長や役員に限らず、人前で発表することは勉強になります。

経営者視点からの指摘があり、ハッとすることも少なくありません。自分たちの仕事を俯瞰して見直す良い機会になっています。

キャリア・年齢にかかわらず、常にチャレンジできる環境も魅力です。私は若手の頃、あまり能動的に物事を進めるのが苦手なタイプだったのですが、人事異動をきっかけに積極的に行動するよう心がけたところ、多くのことを吸収するようになっただけでなく、仕事がおもしろくなりました。変われたのは仲間の影響が大きかったですね。

チャレンジは当社のモットーなので、前向きに取り組む社員に対してできる限りバックアップをします。間違った方向に進みそうな時はアドバイスや注意はしますが、成果につながらなかったといってマイナス評価はしない。こうした姿勢が会社に活気を与え、成長につながるんです。これから新しく仲間になる方も、結果を恐れずチャレンジしてほしいですね。あと、働く魅力ということなら、ワークライフバランスに力を入れていることもアピールしておかないと。

当社は有給休暇や特別福祉休暇など、休暇制度が整っているので目的に応じて利用できます。1年目からしっかり有給休暇を取得できるので、みんな上手く活用しています。

フレックスタイム制度もあるので、柔軟に働けるのは嬉しいですね。また、私は去年まで社員寮(独身寮)を利用していました。会社まで自転車で約10分と近く、寮費もリーズナブルなので、通勤時の負担だけでなく費用面の負担も軽減されました。若手社員にとって社員寮が完備されているのは安心です。

クラブ活動が活発なことも当社の特色のひとつ。私はテニス部に入っていて、休日に試合出場することもあります。クラブ活動をすると、部署や年齢にかかわらず、いろいろな方と知り合えるのが楽しいですね。

まだまだ話し足りないことはあるけれど、OTCにはエンジニアをはじめ、すべての社員がやりがいを持って働ける環境が整っているので、熱意がある人は当社の門を叩いてほしいと思います。

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